はじめに：移植④が陰性に終わって
加藤レディスクリニック（KLC）で受けた4回目の移植も、残念ながら陰性に終わりました。
保険適用での移植はあと2回。「このままでは子どもを授かれないかもしれない」という不安が強くなっていきました。
保険適用が終わったあとの選択肢
保険適用が終わると、「ステップダウン（人工授精などへ戻る）」という選択肢もありますが、私はそれでは妊娠できないだろうなと感じていました。
自費での体外受精になると経済的負担が大きいため、どう進めていくべきか真剣に考えるようになりました。
先進医療を受けるなら今しかない
私が住んでいる東京都では、ERA・EMMA・ALICEなどの先進医療が助成対象となっています。
保険適用の範囲内で検査を受けられる今こそ、やれることをやっておこうと思い立ちました。
KLCからの転院を決意した理由
KLCは自然周期や2個移植の実績はあるものの、検査には積極的ではありません。
そこで私は、検査に積極的で、実績・成功率の高いクリニックを探し始めました。
3つの病院の説明会に参加し、雰囲気・治療方針・実績を比較。
「ここでなら妊娠できそう」と感じた病院への転院を決めました。
仕事と不妊治療の両立に限界を感じて
不妊治療は通院回数が多く、直前での来院指示も珍しくありません。
特に仕事が繁忙期のときに何度も休みを取ることは、心身ともに大きなストレスでした。
このストレスも、治療に悪影響を及ぼしているのではと感じ始めました。
退職を決意するまでの葛藤
とても良い職場環境だったので、「辞めたくない」気持ちもありました。
でも、どうしても子どもが欲しかった私は、夫と何度も話し合い、最終的に退職を決断しました。
退職を伝えるときは涙が出ましたが、後悔はありませんでした。
夫の支えと金銭面の不安
自費診療になれば、採卵や移植の費用も大きくなります。
金銭的な不安がある中で、夫が「お金のことは気にせず、不妊治療を頑張ろう」と言ってくれたことが、本当に心強かったです。
退職後の焦りと将来への不安
仕事を辞めて時間ができたとはいえ、「この先、ずっと授かれなかったらどうしよう」という不安もありました。
また、キャリアを手放したことへの焦りもあり、何か自分にできることはないかと模索するように。
FXとの出会い
そんな中で出会ったのが、「時間や場所に縛られずに収入を得られる可能性がある」FXでした。
育児や治療と両立しながら取り組めること、そして自分で学び成長していけることに魅力を感じました。
もちろんリスクもある分野なので、最初は慎重に勉強を重ねながらスタート。
「治療と育児のスキマ時間でできる働き方」として、今も少しずつ取り組んでいます。
同じように悩む方へ
不妊治療は、身体だけでなく、心やお金、仕事など人生全体に大きな影響を与えます。
誰にも相談できず孤独を感じることも多かったですが、「治療を最優先していい」と自分を認めることができたのは大きかったです。
この記事が、今まさに悩んでいる方の少しでもヒントや励ましになれば幸いです✨
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