移植を何度繰り返しても着床しない。
原因がわからず、不安と焦りの中で「ERA・EMMA・ALICE検査」を受ける決意をしました。
私の場合、加藤レディスクリニック（KLC）での治療を経て、着床不全に特化した病院へ転院。
そこで、着床の窓や子宮内フローラを調べるためのこの検査を勧められました。
ERA・EMMA・ALICE検査ってなに？
それぞれの検査内容を簡単にまとめると…
- ERA検査：子宮内膜が“着床に適したタイミング”かどうかを判定する検査。
- EMMA検査：子宮内の「善玉菌（ラクトバチルス）」の割合を調べる検査。
- ALICE検査：子宮内の悪玉菌による感染（慢性子宮内膜炎など）を調べる検査。
これらを組み合わせて、自分にとって「最適な移植のタイミングと子宮環境」を確認することができます。
検査の流れと費用
私が検査を受けた病院では、採血と内膜組織を採取して提出しました。
痛みはそこまで強くなく、生理的な違和感程度。処置時間は数分でした。
💰かかった費用
- 検査代（ERA＋EMMA＋ALICE）：約132,000円（税込）
※保険適用外、自費です。
東京都の方は東京都特定不妊治療費（先進医療）助成事業が対象です✨
金額は高いですが、「次こそは着床してほしい」という気持ちの方が大きかったです。
結果とわかったこと
結果が出るまでに約3週間。
私の結果は…
- ERA：着床の窓はズレていなかった（＝問題なし）
- EMMA：ラクトバチルス菌が少なめ（要改善）
- ALICE：軽度の炎症あり（抗生剤治療の提案）
つまり、「タイミングは問題ないけれど、子宮環境の改善が必要」とのこと。
抗生物質を一定期間飲み、再検査なしで移植へ進むことになりました。
受けてよかったこと・迷っている方へ
「これ以上、無駄に移植を繰り返したくない」
そう思って受けた検査でしたが、原因が少しでも見えたことが心の支えになりました。
✔ 何度も着床しない
✔ 子宮内膜炎の可能性があると言われた
✔ 着床の窓がズレているのか不安
そんな方は、一度受けてみる価値はあると思います。
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