はじめに
1回目のKLCでの移植が陰性だったことを告げられた診察で、先生からはこう言われました。
「移植自体は3回目でもKLCでは1回目になるから、1度の移植でうまくいかないことのほうが多い。もう一度同じ方法で進めてみる方がいいと思うよ」
私は内心、着床不全検査とEMMA・ERA・ALICEなどが気になっていたため、「検査をしてみるのはどうか」と相談しましたが、
「現段階では年齢も若いし、検査する意味はあまりないと思う。今は採卵周期に入った方が良い」
とのアドバイス。
KLCはもともと検査に関してはあまり積極的ではない印象もあったため、 今回は先生の言葉を信じて、もう一度採卵周期に入ることにしました。
採卵周期と採卵結果
今回も生理がきたら受診し、前回と同じくクロミッドを服用して採卵周期に入りました。
採卵では卵胞は1個だけでしたが、 受精方法は今回もKLCおすすめのIMSIで受精させることに。
その結果、今回もKLCでいう「A判定」の凍結胚盤胞ができました!
2回目の移植とその流れ
翌月に移植周期に入り、今回はAHA(アシステッドハッチング)も実施したうえでの移植となりました。
当日の流れ
KLCでの移植は、まず朝一で採血してホルモン値を確認し、 問題なければ午後に移植となるため、1日がかりとなります。今回も仕事をお休みしました。
午前の診察後、ランチをゆっくり楽しみ、午後から移植準備へ。
手術着に着替え、手術室へ移動。 手術台に乗り、モニターを見ながら移植を受けました。
痛みは一切なく、移植後はしばらくベッドで安静にした後、帰宅となりました。
結果とその時の気持ち
結果は……hCG 0.0。 かすりもせず、今回も陰性でした。
さすがに辛すぎて、陰性を伝えられた診察室で涙をこらえきれず、泣いてしまいました。
「30歳で移植4回、すべて陰性なんてレアケースじゃない?」と心の中で何度も思いました。
先生からは、
「4回陰性の方も多いですよ。もう一度試してみましょう」
と声をかけられましたが、 同じ方法で試しても、またうまくいかないのでは……という不安の方が大きくなっていました。
「2個移植」や「検査を試してみたい」と相談したところ、
- 2個移植はKLCでは行っていない
- 高刺激での採卵も年齢的におすすめできない
- 検査(EMMA・ERA・ALICE)も積極的にはすすめていない
- 着床不全の検査もKLCでは実施していない
とのこと。
ここから、また「転院」を真剣に考える日々が始まりました。
おわりに
KLCでの2回の移植はどちらも「A判定の凍結胚」でしたが、結果はどちらも陰性。
この経験は私にとって大きな学びと、心の揺れ動きの連続でした。
治療を続けている方、それぞれの背景や考えがあると思いますが、 「納得のいく選択」ができるように、自分の気持ちに正直に向き合うことが大切だと感じました。
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次回は、転院を考えた理由や転院先での治療についても書いていきたいと思います。
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